技術本部 第一設計部

J.S中途入社

01

現在の仕事内容をご説明ください。

アドバネクスは精密プレス部品と樹脂成型(プラスチック)の成型品を作っているのですが、私が担当しているのは精密プレス部品(金属プレス部品)と、樹脂成型(プラスチック)を融合させた製品を作るための工程設計というものを行っています。

例えば携帯電話や電子部品、自動車などのプラスチックと金属がくっついているような部品を、お客様から「作れますか?」と図面をもらい、その図面を見ながら「うちの会社であればこう作る」という作り方を考えている人です。CADも使用しますが、柏崎工場でやっているような設計とは違います。スマートフォンのカメラのレンズの下の土台や、自動車だとバックモニターとカメラの線同士を繋ぐコネクタなどの、プラスチックと金属をつないだ部品の作成です。あとはスケジュール調整や、レイアウト設計、営業に同行してお客様先に行き、先方の要望に対して対応可能か不可かを答えるなど、アドバネクスの設備でどのように製品を作るかを考えたり、作成する人たちに指示を出すというのが私の仕事です。

インタビューイメージ

02

アドバネクスで働くことの魅力を教えてください。

アドバネクス埼玉工場の特徴は、自由にやらせてもらえるというところです。仕事を任されても上からの干渉があまりなく、自分の思い通りに仕事が回せて、自分が考えたものを製品に反映することができると思います。やっていることが複雑で難しいので、予想してても予想し得ないことが起こってしまうことはあります。そういったときに、「どうなっているんだ!」とひどく怒られることがないというのは救いだと思っています。やっぱり怒られるとモチベーションも下がってしまうので(笑)。

私の所属している部署は一人で仕事ができるところではないので、会社の中でも特にコミュニケーションが取れる部署だと思います。ものを作るという仕事だけではなく、作ったものをお客様に届ける際の梱包方法なども考えなければならないので、営業と製造の橋渡しとして、工場だけでなく社内全体と話をする機会に恵まれるというのは非常に良いことだと思います。

03

難易度の高い製品の設計を行う中で、
どういったところにやりがいを感じますか?

やはり難しい製品というのは設計図に無理があって、そういった製品は大抵の会社がやらないと断るんですが、アドバネクスの営業は優秀でそういう仕事も取ってくるので、どうしてもやらざるを得ないことがあります(笑)。難しいだけあって壁に何回も当たることがあり、その度に何度もどうしようかなと考えなければいけないのですが、壁に当たることが成長の糧になると思えば、そこもやりがいになるのかなと思います。そういうことを経験しないと、企業としても成長しないと私は思っています。

最近はそんなに大きい壁には当たっていませんが、5年くらい前にとても大きい壁にぶつかったことがありました。そのときは「この仕事は会社にとってこれくらい利益がある」と金額的なところをモチベーションを保つ糧にしていましたが、当時は毎日が壁でした。

お客様からいただいた製品の絵を具現化していくことが私の仕事で、難しいところはもちろんありますが、今の時代ある程度のことは実現可能ですし、できないような難しいこともやらせてくれるのがアドバネクスという会社だと思います。できるかできないかが50:50くらいだったとしても、とりあえずやってみようとそれなりに色々チャレンジさせてもらっているというのもやりがいの1つです。

インタビューイメージ

04

埼玉工場立ち上げの際の思い出があれば教えてください。

私は埼玉工場へ来た第一陣のメンバーではないんですが、来た当時もまだまだ人は少なくて、人は少ないけど仕事はたくさんあるという状況でした。そういう状況だったので、自分の業務範囲以外にも色々な仕事をやったのが大変でした。いつもは机で仕事をしていますが、そのときは実際に工場の現場で作業したりしていました。普通では経験できないような色々な仕事が経験できたことは、自分にとっても良かったと思っています。

他にも、主要なお客様の製品の立ち上げを急務で対応してほしい、という案件も大変でしたが、工場の立ち上げから大きな仕事に携われたというのは嬉しかったです。

私は前職でプラスチック樹脂の作成を行っていたんですが、あるタイミングでその当時から付き合いのあった今の上司に誘って頂いて、金属とプラスチック樹脂の組み合わせが楽しそうだな、と思ったのがきっかけでアドバネクスに転職しました。その時から会社の売上に貢献できるような、大きな仕事に携われているというのがすごく良かったなと今でも思います。あと良かったこととしては、他社から転職してきて、スタッフが誰かの名前もわからないという状況ではありましたが、立ち上げ当初はで皆で協力しなければならない環境もあり、スタッフの皆さんと積極的に仲良くしてもらえたというのも良かったと思います。

05

今後どのようなことに
チャレンジしていきたいですか?

皆がやっていないことにチャレンジしたいです。他の会社がやっていなくて、アドバネクスにしかできないこと、かつうちがその分野のトップメーカーになれる部品を作りたいと思っています。

あとは「あなたがいないとできない」と言われてみたいですね(笑)。そこまでではないとしても、IM分野ではアドバネクスという会社が有名になれればいいです。ワイヤー部品を成型することが得意なメーカーはいませんが、柏崎工場にはそのワイヤーを加工する技術がありますし、アドバネクスの中で金属の調達・加工・プラスチックの成型も全てできるので、そういったところは企業の武器になると思っています。

インタビューイメージ

06

アドバネクスへの入社を希望されている方へ、
メッセージをお願いします。

私はやっても後悔するし、やらなくても後悔すると思っています。やってから「もっとできた」と後悔することもありますが、やらないで後悔するよりは、やって後悔したほうがいいと思うので、とりあえず皆さんには頑張って欲しいです。私は現在の就職活動がどういったものかあまりわかっていないんですが、ただ、あれこれ色々な会社を見ても選択肢が増えすぎて悩むだけだと思うので、「こういう会社がいいな」と思ったら、その業界ばかりを見ていった方がいいと思います。あとは就職してみて多少のギャップがあったとしても、実際に仕事をやってみると意外といい味があったりすると思うので、気を張らずに3年くらいは続けて頑張って欲しいです!

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