コイリング

アドバネクスでは、線径φ0.015から加工可能です。全てのコイリングマシンは自由長検出器搭載、荷重特性の全数保証をしています。多品種少量生産になっても、独自の工程管理により混入や納期遅延などは発生しません。引きばねのフックの形状は、どの様な形にも対応いたします。用途により希望される端末処理、また、熱処理やセッチング、表面処理など、後処理のノウハウも豊富ですので、ご要望にあわせご提案させていただきます。メカ・NCコイリングマシンなど多種多様な設備と圧倒的な台数を保有していますし、材料供給から、コイリング、熱処理、検査、梱包までの一貫生産ラインを構築していますので、難易度の高い製品にも対応します。


一般的な押しばね

材料の送りローラーから押し出されたワイヤーがコイリングポイントやピッチツールにより、指定の形状に仕上げられていきます。押しばねにおいてはその荷重が大変重要になってきますが、アドバネクスではセンサーを用いて自由長を確認することで、全数保証しています。お客様が安心してお使いいただくために、コイリング加工においては殆ど例外なくこのようなセンサー装置を備えています。


比較的小さな押しばね

アドバネクスでは、材料の直径 φ0.015 から可能で、その際のツールは自社で設計しています。このように小さなばねは、自由長をレーザーセンサーで捉え、全数保証を行っています。これ以外にも、画像センサーを用いる設備もあり、自動補正装置と連動しながら、同様に全数保証を行っています。仮に加工中に異常があった場合は、セパレータで異常品を分離し、生産を継続しますので、夜間/土日・祝祭日を利用した完全無人化が可能となっています。


非常に小さな引きばね

一般的な引きばねは、専用機で作りますが、異形形状や能力を超えるサイズはこのようにNCマルチフォーミングマシンで加工します。引きばねにおいては、フックの対向角も重要ですので、加工途中にタッチセンサーを入れ制御するとともに、自由長はレーザーセンサーでチェックしています。必要な箇所には必ずセンサーを設置し、お客さまに安心してお使いいただけるよう、全数保証を行っています。